
サザンビーチちがさき周辺名所巡り


地下道をくぐると、いよいよそこは「サザンビーチ」です。
茅ヶ崎市民にとっておなじみサザンビーチのシンボル「茅ヶ崎サザンC」は、Cの右側に人が立つとCの切れ目が繋がって円(縁)になることから縁結びスポットとなっております。


茅ヶ崎サザンCの正面には、「えぼし岩」左手には「Tバー」「江の島」が遠望できます。
右手サザンビーチには、海水浴を楽しまれている方がおりました。
(追記:撮影した令和3年8月5日は海水浴ができたのですが、緊急事態宣言期間中の令和3年8月7日(土)から宣言終了までの間、サザンビーチちがさき海水浴場は休場となっております。)

コースガイドでは、この後「えぼし岩周遊船」に乗るのですが先にも書いたように今回は見送りいずれ機械があれば乗ってみたいと思います。
サザンビーチを後にし、国道135線を東へ向かうと野球場前の信号が見えてきます。
そこを左折したところにある「茅ヶ崎公園」の駐車場を抜けると「国木田独歩追悼の碑」があります。

作家 国木田独歩は結核を患い、当時東洋一の結核療養所といわれた茅ケ崎の「南湖院」に入院しておりましたが、その甲斐なく36歳で亡くなりました。
独歩追憶碑には、
渚
永劫の海に落ちてゆく
世世代代の人の流れが
僕の前に横はって居る
独歩
と記されております。
次は、約150m先にある「茅ヶ崎公園 野球場」です。

今は、8月ということで忘れてはならないのはここには「戦没者慰霊之碑」があるということです。

碑文には、
われわれ茅ヶ崎市民は、今日の平和の礎となられた戦没者の方々の冥福を祈り、 この碑が世界の恒久平和の確立に寄与し、平和の尊さが後生に継承することを 願い、記念碑「平和の礎」を建立した。
平和の礎の中心の球体は、戦没者の方々の追悼と地球の恒久平和への祈りを表し、世界5大陸を表した五角形の台座に鎮座しました。
天蓋は、高さ及び直径が約5メートルの楕円形で、球体を包み込む天空を意味し、礎に 込められた追悼と平和の願いが地球全体に広がる思いを込めています。
茅ヶ崎公園を後にして、再び海沿いを歩いていくと「ヘッドランド・ボードウォーク」にたどり着きます。


こちらからも、正面にえぼし岩が間近にみられサーフィン等マリンスポーツを楽しまれる方がおりました。
ここから、一中通りを北へ約700m程あるくと「茅ヶ崎ゆかりの人物館」「開高健記念館」がございます。
9月26日まで「茅ヶ崎ゆかりの人物館」では、企画展「人物でみる CHIGASAKI 1964」が開催されています。
私が興味をもったのは、寄贈された写真の中に「浜見平団地」がありました。
浜見平団地は、茅ヶ崎初の日本住宅公団が建てた団地ですが、この団地に入居が開始されたのが昭和39年10月19日とちょうどオリンピック開催中。再びオリンピックイヤーの今、浜見平エリアは再開発で新しく生まれ変わりつつあります。ここに少し因縁めいたものを感じるのは私だけでしょうか?

最後に、そのままラチエン通りを北に向かい「松が丘ラチエン通り公園」の前をとおり、そのまま茅ヶ崎駅へと戻ってきました。
さすがに、これだけ歩くと汗だくだくになりまた。
皆さんもこの時期お散歩するときは、熱中症などに気をつけながら楽しんでください。