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マイホーム購入時の諸経費とは?(初心の返りver)

関ブログ

関 健士郎

筆者 関 健士郎

不動産キャリア11年

お客様の笑顔が溢れ、安心感のあるマイホーム探しになるよう、日々業務に取り組んでおります。


こんにちわ!
令和地所の関です!

久しぶりのブログになってしまいますが、今回は自分自身が初心に返りまして、マイホームを探し始める皆様へ資金計画や予算組のご説明をさせて頂きます。

皆様マイホームを探しい始めた際に、まずこのような疑問点から入るかと思います。
・どれぐらいの価格帯の物件を探せば良いんだ?
・住宅ローンを組んでマイホームを購入するつもりだけど、毎月返済を家賃程度に抑えたい。いくらローンを組むと毎月いくらの返済になるんだ?
・物件の価格の他にも、諸経費などはいくら掛かるもんなんだ?


まずは、私共がマイホーム探しのお手伝いをさせて頂くにあたり、必ず1番最初に行うことが各お客様のご希望に副った資金計画や予算組を行う作業です。
なお、マイホームを購入する際には購入諸経費が掛かります。
諸経費はおおよそ物件価格の8~9%程の割合となり、物件の価格が4,000万円程ですと約320~360万円の諸経費が掛かります。

諸経費の名目と費用を一覧にしていくと、こんな感じです!
①不動産売買契約書に貼付する印紙代金
購入する不動産価格が5,000万円以内であれば1万円
 購入する不動産価格が5,000万円以上、1億円以下の場合は3万円
【湘南エリアのマンション、建売相場は1億円以下ですので、掛かっても3万円となります!】

②登記費用
売主様から買主様へ不動産の所有者名義変更を行う費用。
 住宅ローンを借りた銀行からの抵当権の設定、保存登記を行う際の費用です。
 ご購入される不動産の場所、土地や建物、マンションの場合は専有面積の大きさによって異なります。
 なお、売買する土地の数(筆)の持ち分によっても異なる費用です。
【売買する不動産の価値や土地の筆数によって異なりますが、約40~高くて80万円程となります!】

③建物表題登記
→新築一戸建てをご購入される方や、土地から注文住宅を建築する際に掛かる建物登記の費用です。
 登記費用は司法書士が行う登記の内容で、こちらは土地家屋調査士が行います。
 人間でいうと出生届のようなもので、登記がされていない建物の登記をお客様名義で登記を行います。
【こちらは登記費用のように大幅な価格差はなく、9~12万円程となります!】

④仲介手数料
→新築戸建・リフォーム済の戸建やマンションなど売主が個人の人ではなく不動産業者の場合は、売買価格の税抜の金額に対して、3%+6万×1.1%(消費税)となります。
【売買価格や購入する不動産の種別に応じて異なりますが、地場の仲介会社も大手仲介会社も上記計算方法となります!】

⑤金銭消費貸借契約書に貼付する印紙代金
→これは住宅ローンを組んでマイホームをご購入される方に掛かる費用です。
 最近ではインターネットバンキング・金融機関との電子契約なども進んでおり、印紙代金が掛からない金融機関もございます。
 印紙代金は新築戸建・中古戸建・中古マンションをご購入される際で20,200円。
【土地から注文住宅、物件価格の融資後にリフォーム費用を後から融資してもらうなど分割の融資実行となる場合は、その都度の融資契約が必要となる為、その分の印紙代金が必要となる場合がございます!】

⑥融資事務手数料
→こちらも住宅ローンを組んでマイホームをご購入される方に掛かる費用です。
 融資機関がどこ銀行か、ローンの借り方や組み方によって、事務手数料型の金利か保証料型の金利かによっても異なる費用です。
【高い銀行で55,000円、安い銀行で11,000円程となります!】

⑦銀行保証料
こちらも住宅ローンを組んでマイホームをご購入される方に掛かる費用です。
 融資機関がどこ銀行か、ローンの借り方や組み方によって、事務手数料型の金利か保証料型の金利かによっても異なる費用です。
【借入金額の2.2%~2.4%が相場となりますが、安い金融機関だと1.1%となります!借入金によっても異なりますので、自己資金(頭金)の比率が多く、借入金額が少ないことにより費用は異なります!


⑧地震・火災保険費用
→不動産のお引き渡し日までは前所有者様の保険が適用されておりますが、お引き渡し日以降は買主様の保険がスタートしなければなりません。
 現金で不動産をご購入される方は任意でご加入を行って頂いても良いのですが、金融機関から住宅ローンを組んで不動産をご購入される際は、必須でご加入頂かなければなりません。
 なぜ住宅ローンを組んで不動産をご購入する方は保険の加入が必須なのかといいますと、住宅ローンを貸し出す金融機関は、ご購入される不動産を担保にして住宅ローンを貸し出します。
 万が一、火災や地震などで建物が滅失してしまうと、建物の担保分の資産がなくなってしまうことにもなり、金融機関は建物分の住宅ローン融資金額の回収ができなくなる懸念を事前に防ぐ為となります。(説明が下手で申し訳ないです、、、笑)
【費用としては最長の火災5年・地震5年のプランで25万円前後ですが、「水災・風災・家財」などのオプションを追加することにより、費用はピンからキリで異なります!】

⑨固定資産税の日割り精算金
→不動産の売買契約を行った年に掛かる1年間分の固定資産税は、売主(前所有者)にて一括でお支払いを頂いております。
 1年間分の固定資産税を365日で割り、1月1日~お引き渡し日の前日・お引き渡し日~12月31日までの分と日割りで精算金額を算出致します。
【おおよそ1万~15万円程の概算となりますが、仮にお引き渡しが1月の中旬頃となりますと丸々約1年分の固定資産税が掛かります!逆に年末にお引き渡しとなりますと数日分の固定資産税しか掛かりませんので、お引き渡し日に応じても異なります!】

以上!!!
9つの諸経費が通常の諸経費となり、これらを合わせて物件価格の8~9%が概算費用となります!

これら諸経費の概算の金額とお探しになられる物件の価格帯とを合わせた金額が、各お客様の合計のご予算となります!!

逆算をするのが一番分かりやすいのですが、、、
例として、、、
・毎月のお支払い希望金額が10万円
・自己資金はなし
・返済期間は35年
・金利は安い変動金利

上記お客様のケースですと、、
毎月のお支払いを10万円以内に抑えるとなると、ローンのお借入れ金額がは3,850万円程です。
3,850万円の中に物件の価格と諸経費を入れなければなりませんので、、
物件の価格は3,500万円程、諸経費は物件価格の8~9%ですので約280~315万円になります。
3,500万円+315万円=3,815万円
・借入れ金額3,815万円
・金利0.55%(各お客様の審査により異なる)
・35年返済
→毎月のお支払いは99,877円となります!!!

あとは、固定金利をご希望の方や返済期間を短縮されたい方のよっても資金計画は異なります!

マイホームを探す前のローンのご相談や資金内容のご相談だけでも大丈夫です!

まずはまずは!!
物件の情報量と住宅ローンの知識を兼ね揃えた、令和地所の関までご相談ください(^^)v(笑)
(自慢ではございませんが、横のつながりはかなり広いと自負しております。(笑)土地の仕入れ段階の情報や今後出てくる未公開情報など、多数の業者様よりご連絡を頂いております!)


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