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注文住宅のコスト

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注文住宅で建てる際に必要なお金は、建物本体工事費・土地代金だけではありません。総費用を把握していないと予算をオーバーしてしまうこともありますので注意が必要です。
ここでは、家づくりにかかる総費用についてご紹介していきます。

家づくりの総費用は下記の5つに分けられます。
建物本体をつくるための「建物本体工事費」、上下水道の引き込みや外構工事などの建物以外にかかる「付帯工事費」、税金や各種手数料・引っ越し代などの「諸費用」、建物を建てるための「土地代」、忘れてはいけないのがメンテナンスなどの「維持費」です。

 建物本体工事費 
基礎や屋根、内外装、設備など、建物本体にかかる費用です。費用全体の7~8割を占めます。施工会社により建物本体工事費に含まれる項目は変わってきますので見積もりや打ち合わせの際に確認していきましょう。

 付帯工事費 
本体工事費に含まれない工事費用で全体の2割程度です。
付帯工事では主に下記のことを行っていきます。

・解体・造成工事
古家を解体したり、更地にして地盤補強を行い場合など、数十万~数百万の費用が発生します。
費用は、エリアや広さ等によって異なってきますので事前の確認を弊社や建築会社を通して専門会社に確認・発注していくことが必要です。

・インフラ整備工事
暮らしていくために必要な上下水道やガス、電気などのインフラ整備が必要です。
それぞれ、専門の設備会社が施工していくことになります。
敷地内に引き込みが住んでいない場合は、数十万円の費用が掛かる場合がありますので確認してください。


・外構工事
住まいの外周が土のままですと、家の壁などがよごれていきます。フェンス・門・駐車場・植栽等の工事は家の外観や機能上必要になっていきます。費用は広さによってプランによって異なってきます。

 諸費用 
税金やローン関連費用などです。現金での支払いが必要な場合もあいます。
また、諸費用分もまとめて借りられるローンもありますが、返済負担が増えるので注意が必要です。
諸費用の内訳は主に下記のとおりです。

・法廷関連費用
契約書に印紙を貼ることで納める「印紙税」、不動産を取得したときに収める「不動産取得税」、土地・建物の登記にかかる「登録免許税」、これらのことを司法書士にお願いすることが一般的ですがその際には別途手数料がかかります。

・住宅ローン借入費用等
住宅ローンを借りる際には、金融機関に支払う手数料がかかります。
金額は借入先の金融機関・借入額によって異なります。
[ローン借入時にかかる費用の例]
〈融資手数料ローン保証料火災保険・地震保険 

・引っ越しや家具家電代等
家が新しくなれば、サイズやデザインに合わせた家具・家電。カーテン・エアコン・照明器具等が必要になってきます。
住み替えの場合には、仮住まいの費用が発生し引っ越し代も2回になることもあります。



・式典や近隣挨拶費用
地鎮祭を行う場合には、神主への謝礼やお供え物など、上棟式では建築関係者へのご祝儀やお供え物代などがかかります。
式典は、必ずやるものではないので建築会社へ相談してみるのが良いでしょう。
完成後は、近隣への引っ越し挨拶の手土産を用意する場合があります。

 入居後の維持費等 
建てた後にも定期的に修繕等が必要になります。一例として屋根の吹き替えを30年位、外壁塗装を15年位、シロアリ対策を10年位を目途に必要になってきます。定期的に点検を行いこまめにメンテナンスを行いながら、リフォームに対応できるよう準備していきましょう。
他にも、火災保険や地震保険の更新料。固定資産税・都市計画税が必要です。


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