
住宅ローンの審査に通らない理由は何?
住宅ローンの審査に通らない理由は多岐にわたりますが、主に申込者自身の属性、個人信用情報、購入する物件の担保価値に問題があるケースが多いです。
ここでは、初めての住宅ローンで審査に落ちやすい主な理由と対策を解説します。
申込者の属性に関する理由
年収や返済負担率の問題
- 年収が低い、借入希望額が高い: 年収に対して希望する借入額が高すぎると、返済負担率(年収に占める年間返済額の割合)が高くなり、返済能力が不足していると判断されます。
- 対 策: 頭金を増やす、物件価格を見直して借入希望額を下げる、配偶者とのペアローンや収入合算を検討する。
勤続年数や雇用形態の不安
- 転職して間もない: 勤続年数が短いと、収入の安定性が低いと判断され、審査に不利になります。多くの金融機関は、勤続年数1年以上を基準としています。
- 非正規雇用: 契約社員や派遣社員、個人事業主などは、正社員に比べて収入が不安定と見なされ、審査が厳しくなることがあります。
- 対 策: 勤続年数が1年以上になるまで待つ、勤続年数の条件が比較的緩い金融機関を探す。
年齢の問題
- 完済時の年齢が高い: 完済時の年齢が80歳を超えるような返済計画では、審査に通らないことがあります。
- 対 策: 返済期間を短くして、定年後の返済負担を減らす。
個人信用情報に問題がある理由
他の借り入れの存在
- 自動車ローンやカードローンなど: 住宅ローン以外の借り入れが多いと、返済負担率が高くなり、審査が不利になります。
- 対 策: 住宅ローンの申し込み前に、他のローンをできる限り完済しておく。
返済の延滞や滞納
- クレジットカードや携帯電話の分割払いの延滞: 過去にクレジットカードの支払いや携帯電話の本体代金の分割払いを延滞・滞納した履歴があると、個人信用情報に傷がつき、審査に落ちる原因となります。
- 対 策: まず、CIC、JICC、KSCなどの信用情報機関で自分の信用情報を開示請求し、心当たりのある延滞情報がないか確認します。延滞情報がある場合は、一定期間(目安は5年)が過ぎるまで待つ必要があります。
物件に関する理由
担保評価額が低い
- 物件自体の問題: 金融機関は、返済が滞った場合に備えて物件を担保とします。物件の担保評価額が低いと、融資額が減額されたり、審査に通らなかったりする場合があります。
- 対 策: 物件の担保価値が審査基準に達しているか、事前に不動産会社に確認してもらう。
違法建築や再建築不可物件
- 法令違反: 違法建築の物件や、接道義務を満たしていない「再建築不可」の物件は、担保価値が低く、審査に通らない可能性があります。
- 対 策: 不動産会社に物件の法令順守状況をしっかり確認してもらう。
その他の理由
健康状態に問題がある
- 団体信用生命保険(団信)への加入: 住宅ローンの借り入れには、万が一の事態に備えて団信への加入が必須となるケースが多いです。健康状態によっては加入を断られ、結果的にローンが組めないことがあります。
- 対 策: 告知義務を正確に果たし、団信の加入が難しい場合は、団信なしでも借りられるローンを検討する。
申込内容の虚偽・不備
- 書類の不備や虚偽の申告: 提出書類に不備があったり、年収などを偽って申告したりすると、審査に落ちる原因になります。
- 対 策: 提出書類を丁寧に確認し、正しい情報を申告する。
住宅ローン審査に落ちても、なぜ落ちたのか原因を突き止め、改善することで、次の審査に臨むことができます。不安な点がある場合は、令和地所でもご相談を承りますのでお気軽にご相談ください。