
賃貸と購入のメリット・デメリット

不動産会社のサイトを見ますと良くこの手の記事をよく見ます。
結果、概ねローンが終わる35年後から住宅にかかわる支出が減る購入が得です。
しかも、購入の場合は資産として残るのでお得ですよ。
という内容になっていることが多いいです。
従いまして、この点は軽く最後の方で表でまとめるとしてちょっと違った視点から私が思うメリット・デメリットを説明させていただきます。
購入を考えるタイミングはどんな時でしょうか。
私が不動産会社に勤めてから購入したお客様のアンケートを多数見てきた中で多いのが、「結婚」「出産」等の家族が増えるなどの家庭環境の変化に伴い購入を考える方が多かったです。
なぜ、このタイミングで購入を考えるのかと言うとそもそも、賃貸は「単身者」や「少人数世帯」向けの物件が多く「ファミリータイプ」が少ないことも一つの要因だと考えられます。
当然そうなると物件を探しにくくなりますし、数が少ないので住宅ローンの負担よりも家賃負担の方が高くなることが多くなります。
高齢者お断りの賃貸住宅が増えている?
現在は、高齢者に賃貸を斡旋することに積極的な仲介会社は少ないでしょう。
懸念材料としては「認知症」「孤独死」があります。
認知症は近隣の方と摩擦を起こして結果として、他の入居者の退去につながってしまったりします。「孤独死」にしても、もちろん次の入居者に敬遠されてしまいます。
現在の法制度ではこれらのトラブルに対応しきれないと考えられます。
しかし、この状況がいつまでも続くとは考えにくいです。
少子高齢化に歯止めがかからない中、高齢者の需要が増え、若い入居者が減っていく中でこれらの問題に対応していかないと賃貸物件の空き部屋問題に直面していくことも考えられます。このような訳で、現在年齢が賃貸に住み続けることが不安材料になりますが将来においてこれが続くということが考えにくいと私は思います。
購入と賃貸それぞれの向いている人の特徴は
購入が向いている人
賃貸に少ないファミリータイプが必要。
収入が安定している。
退職までに住宅ローンが完済できる。等。
まとめの表

